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Datacolorの新キャリブレーションツール「Spyder X2」が登場…最大2,000nit対応の“Ultra”など

Spyder X2 Ultra

イメージビジョン株式会社は、Datacolor(米国)のモニターキャリブレーションツール2製品を6月9日に発売する。ラインアップと価格は、「Spyder X2 Elite」が税込4万8,000円、「Spyder X2 Ultra」が税込5万2,000円。

レンズベースのカラーエンジンを採用して、キャリブレーション精度と速度を向上させた「SpyderXシリーズ」の新モデル。高度なディスプレイマッピングと解析、無制限のキャリブレーション設定ヘの対応(ガンマカーブ、白色点、輝度設定など)も特徴としている。本体はUSB Type-C接続に変更されている(USB Type-Aアダプターが付属)。

Spyder X2 Eliteは、初心者からプロフェッショナルまで幅広く対応可能としており、静止画/動画制作、デジタルデザイナー、コンテンツ制作者など“標準から高度なキャリブレーション”を必要とする人に向く製品としている。

Spyder X2 Ultraは、HDR/高輝度モニター向けとしており、例えば屋外撮影などに使用する明るいモニターのキャリブレーションに適しているという。最大2,000nitまでの輝度範囲に対応する。

なお、上記2製品の発売に伴い、現行製品の「Spyder X ELITE」は販売終了となる。また、「Spyder X PRO」は3万1,020円から2万7,500円に値下げされる(いずれも税込)。

Spyder X2 Ultra
本誌:宮本義朗