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富士フイルム、INSTAX“チェキ”ミニフォーマットフィルム対応の「INSTAX mini 12」
2023年3月8日 16:55
富士フイルムは、INSTAX“チェキ”ミニフォーマットフィルムに対応するインスタントカメラ「INSTAX mini 12(インスタックス ミニ トゥエルブ)」を3月16日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込1万1,000円前後。カラーはミントグリーン、ブロッサムピンク、パステルブルー、ライラックパープル、クレイホワイトの5色をラインアップする。
同シリーズのエントリーモデルに位置づけられた「instax mini 11」(2020年5月発売。以下、mini 11)の後継機。風船のように膨らんだ本体デザインは、撮ったその場でプリントできるINSTAXならではの楽しさを詰め込んだイメージを表現しているという。
基本的な機能はmini 11から踏襲した。シーンに合わせてシャッタースピードやフラッシュ光量を自動調整する「オート露光機能」を引き続き搭載。接写やセルフィー撮影に適した「クローズアップモード」では、エントリーモデルとしては初めてとなるパララックス補正機能も搭載した。
クローズアップモードはレンズを回転させることで切り替えられる。レンズの回転動作と連動してファインダー内部にレンズが一枚追加され、パララックス補正が可能になる仕組みだという。
mini 11と比較してプリントまでの時間も短縮された。シャッターを押してから、5秒でチェキプリントが出力される。
レンズ部には、セルフィー撮影時に活用できるミラーも備えた。
カメラ背面に備えたフィルムカウンターの窓枠は、バルーンの空気入れをイメージしてデザインしたという。本体には、所々に空気のへこみをイメージしたような凹凸があるのもデザイン上のこだわり。
撮影範囲は0.3m~無限遠(0.3m~0.5mではクローズアップモードを使用)。シャッタースピードは1/250~1/2秒(プログラム式電子シャッター)。
電源は単3形アルカリ電池2本。
外形寸法は104×66.6×122mm。重量は306g(電池、ストラップ、フィルム別)。
カメラケース
「INSTAX mini 12」用の革製カメラケース。3月16日発売。価格はオープン。店頭予想価格は税込2,750円前後。
前面のカバーはマグネット式となっており、素早い開閉に対応する点が特徴。外形寸法は115×65×140mm。