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富士フイルム、チェキの新エントリー機「instax mini 11」
カメラ単体で接写できる"セルフィーモード"搭載 新フィルム2種類も
2020年2月26日 14:51
富士フイルムは、インスタントカメラ「instax mini 11」と新しいinstaxフィルム2種類を4月上旬に発売する。価格はいずれもオープン。店頭予想価格はinstax mini 11が税別7,800円前後、ミニフォーマットフィルム「BLUE MARBLE(ブルーマーブル)」が税別790円、スクエアフォーマットフィルム「WHITE MARBLE(ホワイトマーブル)」が税別1,250円。
1998年から続き、日本では「チェキ」の名前で知られるインスタントカメラ「instax」シリーズの新製品。既存のエントリー機「instax mini 8+」を置き換えるモデルという位置づけで、エントリーモデルとして初めてシャッタースピードやフラッシュ光量を調整する「オート露光機能」を搭載したとしている。
instax mini 8+では1/60秒の単速だったシャッターを、1/2~1/250秒のプログラム式電子制御シャッターに変更。低輝度時はフラッシュ発光を組み合わせたスローシンクロに対応し、暗所でも被写体と背景の両方を適切な明るさで写せるとしている。
また、従来モデルではカメラに同梱の接写アダプターを用いてセルフィー撮影を行っていたが、instax mini 11では電源投入後にレンズ先端部を一段引き出すことで「SELFIE ON」の文字が現れ、30〜50cmの近距離撮影が可能なセルフィーモードとなる。
本体にはシャッターボタンに取り付けられるボタンアクセサリーも同梱。暗所で光る蓄光素材のものと、本体色に合わせた宝石モチーフ形状のものの計2つが付属する。
新フィルムも発表
instax mini用「BLUE MARBLE」
instax mini 11を含むinstax miniシリーズで使える新フィルム。光沢感のあるゴールドをアクセントとした、青い大理石調のフレームデザイン。写真をより華やかに演出するという。1パック10枚入りで、店頭予想価格は税別790円。