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“チェキ”ブランドの手のひらカメラ「INSTAX Pal」。Bluetooth経由でスマホ連携&チェキプリント

ジェムブラック

富士フイルムは、INSTAX“チェキ”シリーズの新モデル「INSTAX Pal(パル)」を10月5日に発売する。ミルキーホワイト、パウダーピンク、ピスタチオグリーン、ラベンダーブルー、ジェムブラックの5色をラインアップ。店頭予想価格(税込)は1万4,300円前後、1万7,000円前後(ジェムブラックのみ)。

INSTAXシリーズで初となる、「撮影に特化した」というカメラ。同シリーズのインスタントカメラの特徴でもあるプリント機能を切り離したことで、本体を“手のひらサイズ”にまで小型化。気軽な持ち運びを可能とし、撮影をより身近にできるとしている。

ミルキーホワイト
パウダーピンク
ピスタチオグリーン
ラベンダーブルー

35mm判換算16.25mm相当の画角を得られるレンズを搭載。本体背面にシャッターボタンを備えた。撮影画像は、スマートフォンプリンター「INSTAX Link」シリーズや、ハイブリッドインスタントカメラ「INSTAX mini Evo」「INSTAX mini LiPlay」など対応機種を介してチェキプリントできる。

撮影時にはチェキフィルムのように、ミニ、スクエア、ワイドの3種類のフォーマットを選択可能。「INSTAXフレーム」付きの画像として保存できる。

広角を生かした集合写真にも最適という

スマートフォンとBluetooth接続することで、専用アプリに画像を自動転送する機能も備えた。

専用アプリでは、スマートフォンの画面で画像を確認しながら撮影できる「リモート撮影」、3秒間隔で連続撮影できる「インターバル撮影」も利用できる。アプリに事前に録音した音声をカメラのシャッター音として設定できる機能も搭載した。

複数の画像をパラパラ漫画のようにして動画にまとめる機能「INSTAX Animation」を搭載した。QRコード付きのチェキプリントを読み取ることで、動画を再生できる。

撮影画像は専用アプリに自動転送するほか、本体内蔵メモリへの保存にも対応(約50枚)。そのほかmicroSDカードスロットも搭載している。

電源には内蔵のリチウムイオン電池。1回の充電で約240枚の撮影が可能としている。本体に充電用にUSB Type-C端子を備えている。

製品には、簡易ファインダーやスタンドとして使える「多機能リングアクセサリ」が付属する。

外形寸法は、44×42×43mm。重量は41g。

多機能リングアクセサリ

シリコーン素材の専用ケースも用意。店頭予想価格(税込)は2,200円前後、2,530円前後(ブラックのみ)。

「INSTAX Pal」用シリコンケース

INSTAXミニフォーマットの新フィルム「SOFT LAVENDER」も10月5日に発売する。店頭予想価格は税込900円前後。

SOFT LAVENDER
本誌:宮本義朗