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【CP+2023】「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」「KL 70mm F1.1」が参考出品されたサイトロンジャパンブース…コダワリのラインナップを紹介

CP+2023のサイトロンジャパンブースでは、LAOWAやKamLanの最新交換レンズが展示されている。

LAOWA

「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」が参考出品されていた。フルサイズ対応の大口径単焦点レンズ。キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、Lマウント用を用意。発売日、価格は未定。

レンズ構成は7群13枚。絞り羽根の枚数は13枚。最短撮影距離は500mm。最大撮影倍率は0.073倍。質量は約562g。絞りリングのクリックON/OFF切り替えに対応する。

広角側のラインアップが豊富なLAOWAレンズ。展示棚には、すっきりとしたスマートな印象の製品が並ぶ。中でも2022年11月発売の「LAOWA 10mm F4 Cookie」は、その名の通り“クッキーのようにコンパクト”が特徴だ。

2月23日発売の「6mm F2 ZERO-D MFT」は、メーカーのコダワリが詰まった1本だという。35mm判換算で12mmという超広角のマイクロフォーサーズ用単焦点レンズで、なんといってもそのサイズに最大の特徴がある。

質量は188g、長さは52mm。軽いのは間違いないのだが、“持っている感触”も心地よいレベルで残っているのが所有感を満たしてくれるポイントかもしれない。非魚眼レンズで、歪みを抑えた「ZERO-D」設計を採用。58mm径のフィルタースレッドも備えている。最短撮影距離が9cmと短いのもポイント。

「15mm F4.5R Zero-D Shift」はフルサイズ対応のシフトレンズ。従来モデル「15mm F4.5 Zero-D Shift」から絞り羽根の枚数を5枚→14枚に変更した製品。両機種は併売されており、ユーザーは絞り羽根枚数の違いによって選択することができる。

描写においては光源から発せられる光芒の本数が異なる。その部分をユーザーに選択させるところに、LAOWAレンズのラインアップの特異さがうかがい知れるかもしれない。“14枚モデル”は鏡筒に赤ラインが入っている。

製品ラインアップの妙でいうと、同じくフルサイズ対応のシフトレンズ「20mm F4 Zero-D Shift」がある。先程の15mm F4.5R Zero-D Shiftから焦点距離が5mm長くなったモデル。この5mmの違いで、レンズ先端にフィルターを付けられるようになっており、ここにもユーザーの選択肢が用意されていることがわかる。

2月23日に発表されたばかりのシネマレンズも展示された。スクイーズ比1.5倍の「LAOWA Nanomorph シリーズ」は世界最小のアナモフィックレンズを謳う。発売は4月15日。

ラインアップは「27mm T2.8 1.5x Cine」「35mm T2.4 1.5x Cine」「50mm T2.4 1.5x Cine」の3本。面白いのは、アンバー、ブルー、シルバーと異なる色のフレアが描写できるモデルを3本それぞれに用意している点だ。鏡筒にデザインされたラインカラーで見分けることができる。

最大撮影倍率2倍・画角85度の防水機能付きマクロレンズ「24mm T14 2x Macro Periprobe」の実機が展示されていた。レンズチューブが交換式となっており、「0度ダイレクトビューモジュール」と「90度モジュール」が付属している。

KamLan

APS-C用単焦点レンズ「KL 70mm F1.1」が参考展示されていた。キヤノンEF-M、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムXマウント用をラインアップする。

レンズ最前面の上下を遮るような部材が存在するが、これはフードの役割を担うもので、撮影には影響がないという。ちなにみフードも別に用意されている。レンズ本体には重厚感が感じられる。

レンズ最前面に被さるようになっている変わったデザイン

天体望遠鏡

フランス・Vaonis(ヴァオニス)社のスマート天体観測ステーション「Vespera(ヴェスペラ)」が展示されていた。

接眼レンズを持たず、モバイル端末の画面上で観望する“デジタル展望鏡”。本体には電源ボタンがあるのみ。専用アプリから設定や各種操作を行う。また、観望スケジュールや天体についての情報、天体写真撮影などほとんどすべてのことがアプリで管理され、天体の知識がない人でも簡単に撮影出来るのが特徴としている。

何枚もの画像を撮影して、それを合成処理することで鮮明な画像が得られる仕組みになっているという

本誌:宮本義朗