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研削非球面レンズ採用の「NOKTON 50mm F1 Aspherical」、ニコンZ用が登場。26.4万円

株式会社コシナは、フォクトレンダーの交換レンズ「NOKTON 50mm F1 Aspherical」ニコンZ用を2月に発売する。希望小売価格は税込26万4,000円。

35mmフルサイズをカバーする、MFの大口径標準レンズ。ニコンZマウント用に光学設計を最適化し、電子接点によりカメラ内機能(MF補助、Exif情報、ボディ手ブレ補正)との連携にも対応している。ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造した製品。

F1の絞り開放でも十分な描写性能を得るために、自社生産のGA(Ground Aspherical。研削非球面)レンズを第1面に採用。これにより、モールド製法では使用できない高融点の高屈折ガラスを使用できるため、高性能を担保しつつレンズ構成をシンプルにできたという。撮影距離による収差変動を抑えるフローティング機構も取り入れた。

レンズ構成は7群9枚(第1面に研削非球面、最後部に両面非球面レンズ)。絞り羽根は12枚。最短撮影距離は0.45m。フィルター径は62mm。

最大径×全長は67.6×66.6mm。重量は598g。リバース可能なレンズフードが付属する。

本誌:鈴木誠