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ニコンZ用の「NOKTON 50mm F1 Aspherical」「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」発売日決定

ニコンZ用のSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical(右上)とNOKTON 50mm F1 Aspherical(左下)

株式会社コシナは1月23日、フォクトレンダーのニコンZマウント用レンズ2本の発売日を決定した。「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」を2月7日に、「NOKTON 50mm F1 Aspherical」を2月23日に発売する。

いずれも35mmフルサイズをカバーするMFレンズ。いずれもニコンとのライセンス契約の下、ニコンZシステムカメラのイメージセンサーに最適化したという光学設計を採用。電子接点を通じてカメラ内機能との連携(MF補助、Exif情報、ボディ内手ブレ補正)にも対応する。

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Asphericalは、コシナ・フォクトレンダー交換レンズの第1弾として1999年に発売されたスクリューマウント版が起源。本製品のレンズ構成は、デジタル対応の新しい設計をベースとしている。新たに角型フィルターの装着を想定し、固定式フードを着脱可能とした。

NOKTON 50mm F1 Asphericalは、絞り開放のF1でも十分な描写性能を得るために、自社生産の研削非球面レンズを採用している点が特徴。撮影距離による収差変動を抑えるフローティング機構も取り入れている。レンジファインダーカメラ用のVMマウント版が発売済み。

本誌:鈴木誠