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フィルムカメラにiPhoneを装着する「デジスワップ」、ハッセルブラッド用のクラファンが開始

ファイヤーワークス株式会社は、株式会社マクアケが運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」において、「デジスワップ ハッセルブラッド用アダプター」のプロジェクトを11月中旬に開始する。早期支援価格は、税込4万9,800円。

デジスワップは、スマートフォンを活用してフィルムカメラをデジタル化するツール。今回プロジェクトを開始する「デジスワップ ハッセルブラッド用アダプター」では、iPhone(iPhone 13 Pro/Pro Max、iPhone 14 Pro/Pro Maxを予定)を利用して、ハッセルブラッド「500C/M」と「SWC/M」をデジタル化できるようになる。

なお、巻き上げを行ってからシャッターボタンを押して撮影するなど、ハッセルブラッドの操作感を生かしてiPhoneでデジタル撮影が行える点を特徴としている。

カメラのシャッターをバルブに設定すれば、iPhoneの画面でライブビューしながら撮影も行える。加えて、動画撮影(4K&HD)にも対応する。

本体は、アルミ合金削り出し。投影板には、特殊加工アクリル板を使用している。

また、「デジスワップ ハッセルブラッド用(中判用)アプリ」も用意する。販売価格は、税込5,900円。

同アプリを使うことで、「シャッター連動モード6×6」(2,160×2,160ピクセル:460万画素)、「iPhoneシャッターモード6×6」(3,024×3,024ピクセル:910万画素)の静止画、4KとHDの動画が撮影可能。ISO感度もISO 40~2600の範囲で指定できる。

そのほか、フォーカスキャリブレーション、コントラスト、彩度調整、モノクロ撮影(静止画)といった機能を備えている。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。