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ソニー、6.1インチの5Gスマホ「Xperia 5 IV」発表。被写体追従AFに対応

16mm/24mm/60mm相当の三眼カメラ

ソニーは、5G対応スマートフォン「Xperia 5 IV」を9月上旬以降に発売すると発表した。カラーはブラック、エクリュホワイト、グリーンの3種類。日本でも発売予定としているが、販売価格などは現時点では不明。

Xperiaシリーズにおいて、フラッグシップの1シリーズと、ミドルレンジの10シリーズの中間に位置する5シリーズの最新世代。リアカメラは、16mm相当(超広角)、24mm相当(広角)、60mm相当(望遠)の3つのカメラで構成されている。

リアルタイム瞳AFに加え、Xperia 5シリーズとして初めて「リアルタイムトラッキング」の被写体追従AFにも対応した。AI解析により距離情報を用いて、被写体が動いたり物体が横切っても、フォーカスを合わせ続けられるという。

動画撮影は、瞳AFとオブジェクトトラッキングに対応。4K 120fpsで最大5倍のスローモーション撮影も行える。イメージセンサーは全カメラに「Exmor RS for mobile」を採用。レンズはT*コーティングを施したZEISSレンズ。

「Videography Pro」アプリのストリーミングモードを使用することで、YouTubeなどのSNSへのライブ配信が可能。外部モニター機能も備えており、ミラーレスカメラαなどで撮影した映像をモニタリングしながら直接配信することも可能だという。

ディスプレイは6.1インチ、アスペクト比21:9の有機EL。輝度を前機種比で約50%向上した。本体は防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)性能を備えている。

バッテリーは5,000mAh。30W急速充電対応ACアダプター「XQZ-UC1」を使った場合、最短30分で約50%の急速充電が可能だという。また、5シリーズとして初めてワイヤレス給電規格Qiに対応。他のスマートフォンや、ワイヤレス充電に対応するヘッドホンなどへの「おすそわけ充電」も可能だという。

Xperia 5 IV プロダクトビデオ | Be Creative. Go Compact.
本誌:鈴木誠