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シグマ、富士フイルムX用「18-50mm F2.8 DC DN」を年内発売。“新3層センサー搭載機”は時期未定

株式会社シグマは8月8日、YouTubeライブ配信「SIGMA STAGE Online」にて、交換レンズ新製品2本を発表。あわせて、3層イメージセンサーの開発状況などについても言及した。

Xマウント「18-50mm F2.8 DC DN | C」を年内発売

富士フイルムXマウント用の「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」については、CP+2022時点での発表と同様、年内に発売予定とアナウンスされた。同レンズは2021年10月にLマウント用とソニーEマウント用が発売済み。当初はL/Eマウント以外の発売は予定にないとしていたが、CP+2022でマウント追加の計画が明らかになっていた。

“3層センサー”搭載機は時期未定。年内に試作センサーが完成予定

山木氏は“3層センサー”についても言及。「年内に試作品のセンサーが完成予定だが、半導体の需要過多の影響もあり開発品の製造が遅れていると聞いている。少しでも早くご案内できるようにしたい」と話した。なお、この3層センサーを搭載するカメラの発売時期など、具体的な製品化については引き続き未定。一部で“3層センサー搭載カメラが年内発売予定”と報じられているのは誤りである点を強調していた。

オリジナルグッズの販売

新製品「SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art」「SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art」のレンズ構成図が描かれたオリジナルTシャツも販売する。発売日はレンズと同じく8月26日。価格は税込2,750円。色は「SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Art」がインディゴ、「SIGMA 24mm F1.4 DG DN | Art」がオートミール。どちらも同社のオンラインストアにて予約受付中。

オリジナルTシャツを着用する山木氏
本誌:佐藤拓