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キヤノン、小型軽量タイプの広角ズーム「RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM」。8.6万円
2022年7月12日 13:23
キヤノンは、RFマウント交換レンズ「RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM」を8月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップ販売価格は税込8万5,800円。
35mmフルサイズに対応する広角ズームレンズ。APS-C機に装着すると、35mm判換算24-48mm相当の画角となる。価格を抑えながら、優れた描写力と小型化の実現を目指した“スタンダードクラス”の製品だとしている。同じ立ち位置のレンズには、「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」「RF50mm F1.8 STM」「RF600mm F11 IS STM」「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」などがある。
「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」と同等という描写性能を持つことから、静止画ユーザーには“便利なキットレンズに加える、次の1本”として訴求。動画ユーザーには、室内でも使い勝手がよい画角、歩き撮りを助ける手ブレ補正機構の搭載、滑らかなAFなどでアピールする。
RFマウントの大口径とショートバックフォーカスを活かしつつ、カメラ側での歪曲収差補正を前提としてプラスチックモールド(PMo)非球面レンズを効果的に配置し、少ないレンズ枚数で構成したという。
手ブレ補正機構(IS)の効果は、レンズ単体で5.5段、ボディ内手ブレ補正に対応するカメラとの組み合わせで最大7段としている。
鏡筒側面には、手ブレ補正のON/OFFスイッチと、コントロールリングの機能をフォーカス操作と切り替えるスイッチが備わる。
レンズ構成は11群13枚(非球面1枚、UD2枚を含む)。最短撮影距離は0.28m(AF時、ズーム全域)、0.128m(MF時、15mm)。最大撮影倍率は0.16倍(30mm時)。絞り羽根は7枚。フィルター径は67mm。
最大径×最小全長は約76.6×88.4mm。質量は約390g。別売でレンズフード「EW-73E」を用意している。