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ソニー、光学式手ブレ補正対応のスタンダード機「Xperia 10 IV」。暗所画質を向上
5G対応のエントリーモデル「Xperia Ace III」も
2022年5月11日 16:21
ソニーは5月11日、Androidスマートフォン「Xperia 10 IV(エクスペリアテンマークフォー)」と「Xperia Ace III(エクスペリアエースマークスリー)」を発表した。一部の通信事業者から、Xperia 10 IVは7月上旬以降に、Xperia Ace IIIは6月中旬以降に発売を予定している。現時点で価格などの詳細は不明となっている。
画質とバッテリー容量がアップした「Xperia 10 IV」
Xperiaのスタンダードモデルに位置づけられている「10」シリーズの最新モデル。バッテリー容量が従来機の4,500mAhから5,000mAhに向上しながらサイズの小型化を実現しており、“様々なシーンで心地よく使える心地よさ”を特徴としている。カラーはブラック、ホワイト、ミント、ラベンダーの4色をラインアップする。
超広角(16mm相当)、広角(27mm相当)、望遠(54mm相当)の3つのカメラを搭載。広角レンズでは、新たに光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド手ブレ補正が利用可能になった。
ソフトウェアアルゴリズムの進化により低照度下での画質が向上。逆光や暗い場所での白飛びや黒つぶれを防止したり、ナイトモードではRAWでのノイズ処理により夜景をクリアに描写できるという。また、広角・望遠レンズでは、日中の動画撮影で白とびや黒潰れを抑制する「ビデオ逆光補正」が利用できる。
また、上記の進化に伴いデジタルズーム撮影時やフロントカメラの解像感も向上したという。フロントカメラで人物撮影した際には、AI技術により画質が自動補正されるとしている。
ディスプレイは21:9の6.0型OLED。明るさが従来機より約1.5倍向上しているという。
チップセットはQualcomm Snapdragon 695 5G Mobile Platform。RAMは6GB。ストレージは128GBのみ。5G通信に対応する。
外形寸法は153×67×8.3mm(従来機より縦横-1mm)。重量は161g(従来機は約169g)。
5Gに対応したエントリーモデル「Xperia Ace III」
予算・サイズ・長く使える実用性を重視するエントリーユーザー向けに展開する「Ace」シリーズの最新モデル。同シリーズの特徴とする小型軽量サイズを踏襲しつつ、新たに5G通信に対応した。カラーはブラック、グレー、ブリックオレンジ、ブルーをラインアップしている。
搭載カメラは26mm相当F1.8(13MP)。従来機は25mm相当F2.0だった。
ディスプレイは5.5型(18.7:9)の液晶。バッテリー容量は4,500mAh。
チップセットはQualcomm Snapdragon 480。RAMは4GB。ストレージは64GBのみ。
外形寸法は140×69×8.9mm。重量は162g。