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中一光学、スーパー35mm対応シネマレンズ「SPEEDMASTER CINEMA 35mm T1.0」にRF・E・X用を追加。8.8万円

株式会社焦点工房は4月7日、中一光学(ZHONG YI OPTICS)のシネマレンズ「SPEEDMASTER CINEMA 35mm T1.0」にキヤノンRF、ソニーE、富士フイルムX用の3モデルを追加して発売した。希望小売価格はいずれも税込8万8,000円。

本製品は、絞り開放でT値1.0を実現した「Super 35mm」フォーマット(24×14mm)対応のシネマレンズ。極端な低光量環境下においても手持ち撮影に対応するという明るさを特徴としており、動画撮影にも活用できる機能を搭載した汎用性の高いレンズとしている。マイクロフォーサーズ用を2021年11月に発売済み。

また、開放T1.0の明るさを活かしたボケ表現や、シネマレンズ特有のレンズフレアやゴーストを生かした表現が楽しめるとしている。このほか、フォーカシングに伴う画角変化も最小限に抑えているという。

主な仕様

焦点距離

35mm

フォーカス

MF(マニュアルフォーカス)

レンズ構成

8群11枚(超高屈折率レンズ1枚、高屈折低分散レンズ5枚)

対応撮像画面サイズ

Super 35mm/APS-C

最短撮影距離

0.35m

最大撮影倍率

0.13倍

絞り範囲

T1.0-16

絞り羽根

9枚

フィルター径

77mm

外形寸法と重量

キヤノンRF:約80×92mm、約580g
ソニーE:約80×94mm、約575g
富士フイルムX:約80×94mm、約575g

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。