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【CP+2022】CIPAがデジタルカメラマーケット・セミナー「KING OF HOBBY 奪取宣言」を配信

アマチュア無線に学ぶ“趣味の世界”とは?

一般社団法人カメラ映像機器工業会 同調査統計作業部会の太田学会長(「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー『KING OF HOBBY 奪取宣言』」より。以下同)

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月22日、CP+2022にて、「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー『KING OF HOBBY 奪取宣言』」を配信した。

同調査統計作業部会の太田学会長が登壇し、デジタルカメラ生産出荷実績や、フォトイメージングマーケット統合調査の結果を報告した。同セミナーは昨年のCP+2021でも実施されていたが、今回はより多くの人に視聴してもらいたいと、サブタイトル「KING OF HOBBY 奪取宣言」に強い想いを込めたという。

過去3年間のデジタルカメラ出荷数量推移

太田氏は2021年のデジタルカメラ生産出荷実績を報告。コロナ禍以前の2019年から、2020年、2021年にかけてのデジタルカメラ出荷数量の推移を解説した。2021年は出だしこそ前年を上回る推移を見せたが、秋以降は半導体部品の供給不足の影響もあり、年末には前年を下回る結果で着地。このほか、世界の地域別の状況や、ミラーレスカメラと一眼レフカメラを取り巻く市場の実態などを紹介した。

セミナーの後半は、趣味とカメラを掛け合わせるという、CIPAの新たな取り組みについて紹介。第1弾として、「アマチュア無線×写真」に関する情報をCIPAのWebサイトにて3月1日に公開するという。配信では、写真を愛好する人が自らの趣味を“KING OF HOBBY”といえるように、アマチュア無線の趣味の世界から学べることについて太田氏が語っている。

アマチュア無線の世界に半世紀以上前から制定されているという規範

視聴方法

CP+2022のWebサイトでログイン後、トップページから「プログラム」→「2/22(金)」と選択する。詳しくは下記記事を参照いただきたい。

本誌:宮本義朗