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4/3型センサー搭載、最大飛行時間も延びたドローン「DJI Mavic 3」。25.3万円〜
“ハッセルブラッド基準”のデュアルカメラシステム搭載
2021年11月8日 15:00
DJI JAPAN株式会社は11月5日、折り畳み式カメラドローン「DJI Mavic 3」を発表した。直販のDJIストアでの価格は税込25万3,000円(付属品が最小構成の標準版)。11月19日の発送予定としている。
従来モデルMavic 2 Pro(1型センサー搭載、最大飛行時間31分)から3年ぶりの後継機という製品。Mavicシリーズのハイエンドモデルとして全てのパーツを再設計したという。カメラのハードウェア性能とソフトウェアのアルゴリズムに、ハッセルブラッドの厳しい基準を適用したとしている。
カメラ部分はハッセルブラッドとの協業による「L2D-20c」を搭載。デュアルカメラシステムとして、24mm相当のレンズを4/3型CMOSセンサーと組み合わせた“Hasselbladカメラ”と、162mm相当のレンズを1/2インチCMOSセンサーと組み合わせた“望遠カメラ”で構成されている。
そのほか、最大200m先の障害物を検知する全方向障害物検知や、バッテリーの再設計により46分に拡大した最大飛行時間、5.1K/50fpsおよび4K/120p動画撮影への対応といったアップデートも盛り込まれている。通常のMavic 3と別に、Apple ProRes 422 HQコーデックに対応したモデル「Mavic 3 Cine」も用意した。
対応記録メディアはmicroSDXC/SDカード。内部ストレージはMavic 3が8GB、Mavic 3 Cineが1TB。
プロペラを除く外形寸法は、折り畳み時が221×96.3×90.3mm、展開時が347.5×283×107.7mm。重量は895g(Mavic 3)、899g(Mavic 3 Cine)。