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中一光学、フルサイズ対応の「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」にLマウント用。11万円

株式会社焦点工房は7月14日、中一光学のライカLマウント用交換レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」を発売した。希望小売価格は11万円(税込)。

35mm判フルサイズセンサーのイメージサークルに対応した単焦点マニュアルフォーカスレンズ。製品名に「III」とあるとおり、同一焦点距離・F値をほこるレンズの3世代目で、発売は2019年5月。ソニーE、ニコンZ、キヤノンRFがラインアップされていたが、このほど、ライカLマウント用が追加された。

レンズ構成は超高屈折率レンズ1枚と高屈折低分散レンズ5枚を含む7群10枚。ミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化した光学設計の採用により画質と逆光耐性を高めているという。

最短撮影距離は0.5mで最大撮影倍率は0.1倍。最小絞りはF16で、絞り羽根は11枚。また、フォーカスリングの回転角度を320度とすることで、精密なピント合わせにも対応できるとしている。

最大径×全長は73×88mm。質量は約770g。フィルター径は67mm。

本誌:宮澤孝周