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中一光学、第3世代になった「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」
ニコンZやキヤノンRFマウントに対応
2019年5月21日 17:52
株式会社焦点工房は、中一光学の⼤⼝径標準レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」を5月20日に発売した。対応マウントはソニーE、ニコンZ、キヤノンRF。希望小売価格は税別10万円。
35mm判フルサイズセンサーのイメージサークルに対応した単焦点のマニュアルフォーカスレンズ。CP+2019で展示されていたもので、4月の発売予定とアナウンスされていた。
製品名に「III」とあるとおり、本製品は同じ焦点距離とF値のレンズの3世代目。第3世代となり、キヤノンRFマウント、ニコンZマウントに対応した。第2世代目は、ソニーEマウント用をラインアップしていた。
【2019年5月22日修正】初出時に第2世代目のマウントラインアップにキヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムXマウント用があるとしていましたが、ソニーEのみの誤りでした。お詫びして訂正いたします。
焦点距離50mmで開放F値F0.95を実現。これにより光量の少ない場所での手持ち撮影や美しく大きなボケ味をいかした表現が可能だとしている。
レンズ構成は超高屈折率のガラスレンズ1枚および高屈折低分散ガラスレンズ5枚を含む7群10枚。ミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化した光学設計とすることで、画質と逆光耐性を高めたという。
絞り羽根の枚数は11枚で、最小絞りはF16。
フォーカスリングが320度回転するため、精細なピント合わせが可能だとしている。
最短撮影距離は50cm。67mm径のフィルターが使用できる。
なお、メーカーは予想を超える注文が入っているため、生産が追いつかない状況が続いているとしており、製品の発送まで時間がかかる場合があるとアナウンスしている。
焦点距離
50mm
フォーカス
マニュアルフォーカス
絞り
F0.95〜16
絞り羽根枚数
11枚
レンズ構成
7群10枚
最短撮影距離
50cm
フィルター径
67mm
外形寸法(最大径×全長)
73×88mm
質量
約770g