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中一光学、フルサイズ対応のMFレンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」

キヤノンRF/ニコンZ用を追加 キヤノンEF用も登場

SPEEDMASTER 50mm F0.95 III

株式会社焦点工房は、中一光学の交換レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」を4月に、「SPEEDMASTER 50mm F0.95 C」を6月に発売する。どちらもCP+2019で展示予定。

どちらも35mmフルサイズに対応。開放F値0.95の明るい標準レンズとなっており、超大口径レンズの特徴を生かして光量の少ない環境でも手持ち撮影に向くとしている。フォーカシングはマニュアル。

SPEEDMASTER 50mm F0.95 III

35mmフルサイズミラーレスカメラ用に設計された超大口径標準レンズ。希望小売価格は税別9万8,000円。4月の発売を予定している。

「SPEEDMASTER 50mm F0.95 M67」(前期/後期)に続く3世代目としており、SPEEDMASTER 50mm F0.95 M67(後期:バージョン2)からの改良点として、光学性能の見直しにより画質が向上しているほか、キヤノンRFマウント、ニコンZマウントへの対応を挙げている。

開放F値F0.95という明るさを実現しながら、携帯性やカメラボディとのバランスを考慮した設計も特徴だという。

主な仕様

絞り:F0.95~F16
最短撮影距離:0.5m
レンズマウント:キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ

SPEEDMASTER 50mm F0.95 C

CP+2018に参考出展されていた、35mmフルサイズ一眼レフカメラ専用設計という超大口径レンズ。キヤノンEFマウント用を用意する。希望小売価格は未定。6月の発売を予定している。

SPEEDMASTER 50mm F0.95 C

主な仕様

絞り:F0.95~F16
最短撮影距離:0.65m
レンズマウント:キヤノンEF

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。