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リコーイメージング、UVCに対応した防水・耐衝撃カメラWGシリーズの新機種「RICOH WG-7」
2021年6月17日 10:35
リコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-7」を7月9日に発売する。カラーはブラックとレッドの2色を展開。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万円前後。
水深20mの防水性能と高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、−10度の耐寒性能などが特徴のデジタルカメラ「WG」シリーズの新機種。有効約2,000万画素の1/2.3型CMOSセンサーや感度性能(ISO 125~6400)は、2019年3月発売の前機種RICOH WG-6と同スペック。4K動画記録への対応などの基本的な撮影性能を踏襲しながらも、新たにUVC接続に対応。Webカメラとしての利用にも対応できるようになった。
UVCモードはFull HD(1,920×1,080ピクセル、30fps)の映像配信に対応。付属のUSBケーブルでPCに接続するだけでWebカメラとして利用できるとしている。また、最短撮影距離1cmの近接撮影や、カメラに備えたリングライトを組み合わせることで、ビジネスなどを含む多用途に活用できると訴求している。動作確認済みのソフトはZoom、Skype、Microsoft Teams、Google Meet、Cisco WebEX、Facebook Messenger。対応OSはWindows 8.1/10、MacOS 10.15/11。
焦点距離は35mm判換算で約28~140mm相当。ワイドコンバージョンレンズ「DW-5」(別売)を装着した場合、広角端で35mm判換算約22mm相当の画角を得られる。光学ズームとあわせて約40.5倍ズームが可能となる「インテリジェントズーム機能」も備えた。最短撮影距離は標準時で50cm。マクロ撮影時で10cm。ズーム域の中間部では1cmマクロにも対応する。
開放絞りはF3.5(広角端)~F5.5(望遠端)。シャッタースピードは1/4,000~1/4秒(メカニカルシャッターと電子シャッターの併用)。夜景モード時は最長4秒にも対応する。
レンズの周囲には近距離撮影用のLEDを6個搭載した。LEDは上下左右を個別に点灯させることも可能。
背面には、約104万ドットの3.0型液晶モニターを搭載。表面に反射防止コーティング(ARコート)を施しており、屋外でも画面を見やすいよう配慮した。
GPS機能も従来機を踏襲。位置情報の記録や移動中の測位ログデータ記録、自動時刻合わせに対応した。建物内での撮影でも、事前に取得した位置情報を画像に添付することが可能な「GPSロック」機能も利用できる。
建築写真の電子納品規格「建設CALS」に対応したCALSモードを搭載している。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード、もしくはFlashAirカード。内蔵メモリーは約27MB。
外形寸法は118.2×65.5×33.1mm。重量は約219g(本体のみ)。