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デジタル顕微鏡モードを改良した「RICOH WG-70」

記録サイズを変更可能に "クロスプロセス"も追加

ブラック

リコーは、防水耐衝撃性能を有するコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-70」を3月中旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別3万円台前半。カラーはブラックとオレンジ。

オレンジ

14m防水、1.6mからの耐落下衝撃性能、-10度の耐寒構造といったタフネス設計モデル。2018年11月発売の「RICOH WG-60」と比べ、「デジタル顕微鏡モード」の改良や、画像仕上げ「クロスプロセス」の追加を特徴としている。

デジタル顕微鏡モードでは、新たに記録サイズの選択に対応。デジタルズームの併用で拡大率を優先した2M(1920×1080)から、最大で12M(16:9)(4608×2592)サイズまで任意に選択可能とした。

画像仕上げには、同社製品で人気という「クロスプロセス」を追加。クロスプロセス処理を行ったフィルムのように、幻想的で独特な色合いに変化した仕上がりを楽しめるとしている。

撮像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型CMOS。感度はISO 125〜6400。フルHD動画記録に対応するほか、HDサイズでのハイスピードカメラ撮影やインターバル動画撮影も可能としている。

レンズは35mm判換算約28-140mm相当F3.5-5.5の光学5倍ズーム。手ブレ補正は電子式。最短撮影距離は標準時で0.5m、マクロ時で0.1m、1cmマクロ時はズーム中間域で0.01m(いずれもレンズ先端から)。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。約68Mの内蔵メモリーも備える。

背面モニターは2.7型約23万ドット。

バッテリーは「D-LI92」。撮影可能枚数は約300枚。

外形寸法は約122.5×61.5×29.5mm。重量は約193g(電池、SDカード含む)、約173g(本体のみ)。

本誌:鈴木誠