ニュース

ワンボタンで無限遠を出せる“アストロフォーカスモード“搭載「SAMYANG AF 24mm F1.8 FE」。6.6万円

株式会社ケンコー・トキナーは、SAMYANGのソニーEマウント用交換レンズ「SAMYANG AF 24mm F1.8 FE」を6月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は6万6,500円(税込)。

35mm判フルサイズのイメージサークルをカバーする広角単焦点レンズ。8群11枚(ASPレンズ2枚、HRレンズ3枚、EDレンズ2枚を含む)のレンズ構成で、球面収差やコマ収差を抑えた設計としており、天体撮影や風景撮影に適した製品として訴求している。

レンズ鏡筒にはフォーカスホールドボタンとカスタムスイッチを搭載。ファームウェアアップデートで今後追加されるという機能も含め、割り当てを好みで変更可能だとしている。

天体撮影向けの機能として「アストロフォーカスモード」を搭載した。これは撮影中にフォーカスホールドボタンを押すことで、予め設定した無限遠の位置にフォーカスを移動する機能。無限遠の位置はライブビューで設定し、鏡筒のフォーカスホールドボタンを3秒以上長押しすると、鏡筒のLEDランプが緑色に光って設定完了を知らせる。フォーカスホールドボタンを押しながらカメラの電源を入れると同モードが起動される。

画角は83.7度(APS-Cカメラ装着時は60.9度)。最小絞りはF22。最短撮影距離は0.19m。最大撮影倍率は0.21倍。絞り羽根の枚数は9枚。AF駆動はステッピングモーター。

最大径×全長は65×71.5mm、重量は230g。フィルター径は58mm。レンズ本体の5箇所にウェザーシーリングを施しており、ほこりや雨、雪などから保護することができるとしている。

本誌:宮本義朗