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タムロン、全域F2.8のAPS-C超広角ズーム「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」。10.2万円

ソニーE用 “小型三脚やジンバルでの動画撮影にも”

株式会社タムロンは、ソニーEマウント用レンズ「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」(Model B060)を6月24日に発売する。希望小売価格は税込10万2,300円。

ズーム全域で開放F2.8としたAPS-C超広角ズームレンズ。35mm判換算で16.5-30mm相当の画角を得られる。大口径ズームとしては小型軽量であることから、小型三脚やジンバルを使用した動画撮影向けにも訴求する。また、広角端11mm時で最大撮影倍率1:4(最短撮影距離0.15m)の近接撮影が可能な点も特徴としている。

レンズ構成は10群12枚。ガラスモールド非球面レンズ2枚、XLDレンズ1枚、LDレンズ2枚を含む。最短撮影距離は広角端で0.15m、望遠端で0.24m。フィルター径は67mm。

最大径×全長(マウント面まで)は73×86.2mm。重量は335g。花型フードが付属する。

同社では、発売済みのAPS-C標準ズーム「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」と組み合わせて、35mm判換算16.5-105mmの“大口径ダブルズーム”としても本レンズを訴求している。2本はフィルター径が67mmで共通。

鏡筒は簡易防滴構造。レンズ前面には防汚コートも施した。
レンズ構成図
本誌:鈴木誠