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富士フイルム「X-T4」の最新ファームウェアが公開。"自動電源OFF温度"が選択可能に

富士フイルムは3月31日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T4」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.20。変更内容は次の通り。

Ver.1.20の変更内容(引用)

追加、変更される機能の操作方法や説明については、X-T4 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。

X-T4 New Features Guide

1.「自動電源OFF温度」選択機能追加

※Ver.1.10またはVer.1.11よりファームアップした場合は、「自動電源OFF温度」の設定は「高」モードが選択されています。このモードは従来に比べて若干動画撮影時間が長くなりまが、カメラ本体の一部の温度が熱く感じる場合がありますので三脚をご使用することをお勧めします。手持ち撮影で動画など連続撮影する場合は、「標準」モードの設定をお勧めします。なお、この場合は、連続して撮影できる時間が従来に比べて短くなります。

※セットアップメニューリセットを行うと「自動電源OFF温度」が「標準」モードとなります。動画撮影などで連続撮影時間を優先したい場合は、「自動電源OFF温度」を「高」モードにしてご使用ください。

2.セットアップメニューの接続設定>情報表示にIPアドレス表示を追加しました。

3.TTLスローシンクロフラッシュ撮影時のシャッター速度改善

夜景をバックにしたフラッシュ撮影など、比較的長い露光時間が求められる撮影シーンにおいて、露出モードをシャッター速度オートにして (PもしくはA) TTLスローシンクロ撮影を行っても、シャッター速度が1/8秒よりも長くならない問題を修正しました。Pモード時最長4秒、Aモード時最長30秒で撮影いただけるようになります。

4.その他軽微な不具合を修正しました。

本誌:鈴木誠