ニュース

【CP+2021】PENTAX K-3 Mark III「オンラインタッチ&トライ」の裏側。現場写真を入手

オンラインタッチ&トライの様子。こうした部屋を複数用意し、対応している。

リコーイメージングがCP+2021 ONLINEで行っている「K-3 Mark III オンラインタッチ&トライ」の現場写真を入手した。

このオンラインタッチ&トライは、Zoomミーティング機能を使って同社説明員からPENTAX K-3 Mark IIIに関する説明を受けられる企画。開催初日から、サポート役として現場を見守る広報担当者がヒヤヒヤするようなマニアックな質問も続出しているという。

オールドレンズの使い方に関する質問もOK。設定方法や、絞り優先撮影の手順を伝える。
シルバーモデルも用意している。

参加は無料で、体験時間は20分。K-3 Mark IIIの見どころといえば、新設計で倍率や明るさを高めた光学ファインダーが外せない。それについても、オンラインで従来機との違いを感じてもらうための準備が整っている。

K-3 Mark IIIの最大のウリである光学ファインダーについても、実際の機材を操作しつつ説明。AF時のレスポンスや情報表示パターンの参考になりそうだ。
K-3 Mark IIIとK-3 IIのファインダー部にスマートフォンを固定し、ファインダー像の違いを体験してもらう仕組み。余談だが、カメラ誌編集者がファインダー内を撮影するときも同じ手法を使う。

もちろん、実機を手にしないと本当の良さや細かな違いを100%体感することは不可能だろう。それでも、非対面というタッチ&トライには絶望的な制約の中で、できる限りの工夫で自社製品の魅力をいち早く届けようというリコーイメージングの取り組みは感動的だ。明日以降はまだ空席もあるそうなので、興味のある人は早速Webサイトから申し込んでほしい。

3月8日追記

リコーイメージングが、オンラインタッチ&トライを再現したデモ映像を公開しました。

K-3 Mark III オンラインタッチ&トライ [再現デモ] --- [CP+2021 リコーイメージング]
本誌:鈴木誠