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エプソン、A4インクジェット複合機とハガキプリンターの新製品
スマホ簡単接続への新対応など
2020年10月8日 14:17
エプソン販売株式会社は、インクジェットプリンターの新機種を10月22日に発売する。A4サイズの複合機4機種と2021年版のハガキプリンターをラインナップした。
大容量インクボトルを用いた低ランニングコストで訴求する「エコタンク」の搭載機種については別記事で紹介している。
EP-883A/EP-813A/EP-713A
いずれも6色独立の染料インクを採用する、A4対応の複合機。基本仕様をそれぞれ従来モデルから継承しつつ、Bluetooth LEを用いた簡単接続と、スクエア用紙に新対応しているのが特徴。
Bluetooth LEを用いた簡単接続は、「Epson Smart Panel」アプリ(iOS/Android)を使用。プリンターの設置からスマホプリントが可能になるまでの初回セットアップ手順を、スマートフォンの画面上で案内。メッセージアプリのような表示スタイルを採用することで親しみやすくしたという。
EW-M530F
ファックス機能を持つモデル。L判〜A4サイズのプリントに対応する。インクは4色独立(染料CMYと顔料ブラック)。店頭予想価格は税別1万円台中盤。
有線/無線LAN機能、2.4型タッチパネル、交換式メンテナンスボックスを採用している。最大スキャンサイズはA4。使用時の外形寸法は417×503×255mm。
PF-81(PF-81-2021)
キーボード付きのハガキ/A5対応プリンター。ハードウェアを従来から継承しつつ、新たに2021年版として丑年の年賀状テンプレート50種類を収録した。店頭予想価格は税別5万円台中盤。
ハガキを原寸大表示できる9.0型のタッチパネルを搭載。SDカードスロットと、USBカードリーダーなどを接続できるUSB端子を本体に備えており、撮影した写真を取り込んで年賀状を作れる。年賀状作成向けに1,000種類のデザインを内蔵しており、通信欄と宛名の両方を印刷できる。
カシオ計算機「プリン写ル」の対象機種(住所録データを暗号化しないもの)からであれば、買い換えに伴う住所録データの移行も可能としている。
別売の素材集は、十二支を収録した「永年版」として新たに用意。従来あったディズニーコンテンツの本体収録はないという。