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キヤノン、「EOS-1D X Mark III」の瞳AF検出精度を向上

一部CFexpressカードのアクセス時間改善も 最新ファームウェアで

キヤノンは8月27日、一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」の最新ファームウェアを公開した。

更新内容は次の通り(引用)。

EOS-1D X Mark III(Version 1.2.0)

1.ブラウザーリモート使用時

 - ブラウザー上の再生画面で、画像一覧表示の自動更新ができるようになります。
 - ブラウザー上の撮影画面で、動画記録サイズおよびハイフレームレートの設定ができるようになります。
 - ブラウザー上の撮影画面で、動画撮影モードの切り替えができるようになります。
 - ブラウザー上の撮影画面で動画撮影ボタンを押すと、すぐにライブビュー映像が表示されるようになります。

2.瞳AFの検出精度向上により、主被写体の人物の顔が今までより小さい状態からでも、瞳を安定的に検知することができるようになります。

3.ファインダー撮影時、下記のいずれかの設定でシャッターが切れなくなる、またはカメラの操作ができなくなる現象を修正しました。

 - ワンショットAFで、測距エリア選択モードをゾーンAF/ラージゾーンAF/自動選択AFに設定
 - AIサーボAFで、スマートコントローラーによるAFダイレクト選択を設定
 - 操作ボタンカスタマイズで撮影機能の登録と呼出を割り当て

4.FTP転送時の接続性を改善しました。

5.WFT-E9使用時のWi-Fi接続性を改善しました。

6.一部のCFexpressカードを使用した際にカードへアクセスする時間を改善しました。

本誌:鈴木誠