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DJI、磁気式の脱着機構を採用したスマホ用スタビライザー「OM 4」
クランプとリングホルダーを使用 Osmo Mobile後継
2020年8月27日 11:28
DJI JAPANは8月27日、スマートフォン用のスタビライザー「DJI OM 4」を発売した。同社直販サイトの販売価格は税込1万6,500円。
スマートフォン取り付け部にマグネットを仕込むことで、すばやい脱着を可能にしたスタビライザー。取り付けアタッチメントには、クランプとリングホルダーの2種類を用意しており、様々なスマートフォンに対応している。
Osmo Mobileシリーズの後継機種として位置づけられているが、同じくスマートフォンに対応したスタビライザー製品「Osmo Mobile 3」(直販サイトの販売価格は税込1万3,750円)も併売となっている。同社サイトには両製品の性能比較が掲載されており、主な違いとして対応するスマートフォン重量の差などが紹介されている。
DJI OM 4では強力なモーターを採用することで、DJI Osmo Mobile 3よりも重いスマートフォンのマウントに対応。外付けのアタッチメントレンズを装着した状態でも、より安定した撮影ができるようになっているという。
本体部は折りたたみ式となっており、折りたたんだ状態のサイズは、163×99.5×46.5mm、展開時のサイズは276×119.6×103.6mmとなっている。
このほかの機能では、撮影者の動きを認識して自動的に撮影位置を調整してくれる「ペンライトモード」を搭載。縦横位置をワンボタン操作で切り替えることができる「クイックロール」などを搭載。
また、本体からスマートフォンを取り外すと、スタンバイモードに移行する仕様ともなっているという。マグネット着脱機構により撮影と通話のシームレスな切り替えを助けてくれる機能となっている。
このほか、被写体を自動で追尾してくれる「ActiveTrack 3.0」も搭載。最新のバージョンでは、人物(大人・子ども)にくわえ、ペットも認識するという。ジェスチャーによる遠隔操作も可能となっているという。
スマホアプリは、DJI Mimoが対応している。
バッテリーはリチウムイオンタイプで、容量は2,450mAh。2.5時間の充電(10W充電器使用時)で、約15時間の駆動が可能だとしている。
ジンバル部の充電ポートは、USB Type-Cを採用。また、外部デバイスの充電ポートとしてUSB Type-A端子を備えている。
このほか、1/4インチネジ穴も備えており、持ち手ともなる三脚が付属する。
主な仕様
対応スマートフォン
重量:230g±60g
厚さ:6.9〜10mm
幅:67〜84mm
外形寸法
展開時:276×119.6×103.6mm
折りたたんだ状態:163×99.5×46.5mm
重量
ジンバル:390g
磁気スマートフォンクランプ:32.6g
磁気リングホルダー:11.4g
ジンバル部可動範囲
パン:-161.2~171.95度
ロール:-136.7~198度
チルト:-106.54~235.5度
ジンバル部最大操作速度
120度/s
無線
Bluetooth Low Energy 5.0
バッテリー
容量:2,450mAh
駆動時間:15時間(ジンバルのバランスが完全に取られており、理想的な条件下で使用した場合)
充電時間:2.5時間(10W充電器で測定)
充電ポート
ジンバル充電ポート:USB Type-C
外部デバイス充電ポート:USB Type-A
同梱品(本体以外)
磁気リングホルダー
磁気スマートフォンクランプ
三脚
リストストラップ