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DJI初の“カメラ用”片手持ちスタビライザー「RONIN-S」
一眼レフカメラやミラーレスカメラに対応
2018年1月9日 14:28
DJIは1月9日、一眼レフカメラおよびミラーレスカメラに対応した手持ちスタビライザー「RONIN-S」をCES 2018で発表した。DJIオンラインストアでは、2018年第2四半期に販売される見込み。
片手持ちができる一眼レフ/ミラーレスカメラ用のスタビライザーは、DJI製品としてこれが初めて。これまでRONINとは、両手持ちスタビライザーのシリーズ名だった。RONIN-Sでは、スマートフォンや専用小型カメラを使用するOsmoシリーズと同じく、3軸ジンバル技術によるスタビライズの恩恵を片手で享受できる。
キヤノンEOS 5Dシリーズ、パナソニックGHシリーズ、ソニーαシリーズといったカメラとレンズの組み合わせに対応。
電源が入った状態で軸を固定すると、新しいプッシュモードによるバン/チルト軸の手動調整が可能。設定時間の短縮につながる。素早く動く被写体に対応する新しいスポーツモードも用意される。
DJI Roninアプリのハーネス インテリジェント モードからは、パノラマ、ハイパーラプス、トラック、CamAnchor(設定した方向にジンバルが向く)といった動作設定が行える。
DJI Proアクセサリーにも対応。従来のRONINのようなデュアルハンドルでの操作も可能だ。グリップ部とシンバルは分離可能。バッテリーはホットスワップが可能。
加えてDJIは、スマートフォン向けの片手持ちジンバル「Osmo Mobile 2」の発売もアナウンスした。軽量化(501g→485g)に加え、最大15時間の長時間バッテリーや撮影中のUSB充電対応などが強化点となっている。販売価格は1万6,800円(税込)。