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交換レンズをモチーフにした江戸切子グラス
“光”や“絞り羽根”のイメージを伝統文様と融合 キヤノン監修
2020年8月24日 17:59
株式会社アルヴォリは8月21日、株式会社ミツワ硝子工芸と共同開発した「江戸切子レンズグラス」の支援をクラウドファンディングサイトのMakuakeで実施している。受付期間は9月18日まで。本稿執筆時点でプロジェクトは達成済みとなっている。プロジェクト終了日までに支払いを完了すると、その時点で購入が成立する。いずれの製品も通常価格から10%引きとなっている。
カメラの交換レンズをイメージしたというデザインのグラス。キヤノンマーケティングジャパンがデザインの監修をしている。ラインアップは、「十草」「槌目」「笹星(青/赤)」「魚子(青/赤)」の4製品6種類。全種フルセットでの販売もしており、販売価格は税込8万7,120円。
光の入射角や屈折率までも考慮しながらカットを刻むという、職人の手作業による伝統の技でつくられる江戸切子は、様々な光源や角度によって、その文様が表情を変えるのだという。グラス本体には、絞り羽根やグリップなど、カメラの特長をイメージしたデザインが施されている。
また、グラス底面の中心に向かって少しづつ地面との接地面を浮かせるようにカットする「上げ底」という伝統的な技法により、何十年使っても底面が傷つきにくく、グラスとしての実用性も兼ね備えたとしている。
本製品の製作を手がけた伝統工芸士の山田のゆり氏(ミツワ硝子工芸)は「カメラを隅々まで触ったり、シャッター音を聞いてみたり、カメラを持つ気持ちを理解しようとすることから始めました。グラスユーザーではなくカメラユーザーの視点に立つことを意識して伝統文様との関連を模索していきました」と語っている。
製品ラインアップと販売価格は以下の通り。
製品ラインアップ
「十草(とくさ)」
何にも侵されない澄み切ったレンズの美しい様子を表現したという十草文様のデザイン。均一な縦筋が美しく、モダンな雰囲気を醸しているのが特徴だとしている。
外形寸法:80×80mm
容量:170ml
重量:約431g
「槌目(つちめ)」
シャッターを切る一瞬の出来事の儚さ、グリップの質感を表現したという槌目文様のデザイン。ガラスなのにラバーグリップをつかんだような錯覚を覚える質感だという。
外形寸法:80×80mm
容量:170ml
重量:377g
「笹星(ささほし)」
光やシャッター音を具現化したという星文様と笹っ葉文様のデザイン。感性のままにシャッターを切る躍動感を表現しているという。底面には、絞り羽根の動きを表現した模様があしらわれている。
外形寸法:80×50mm
容量:130ml
重量:242g
販売価格(通常価格→Makuake応援購入価格)
フルセット
江戸切子レンズグラス全種 通常9万6,800円(税込)→8万7,120円(税込)
ペアセット
黒セット(十草&槌目) 通常3万9,600円(税込)→3万5,640円(税込)
青セット(笹星&魚子) 通常2万8,600円(税込)→2万5,740円(税込)
赤セット(笹星&魚子) 通常2万8,600円(税込)→2万5,740円(税込)
笹星セット(青・赤) 通常2万8,600円(税込)→2万5,740円(税込)
魚子セット(青・赤) 通常2万8,600円(税込)→2万5,740円(税込)
単品
十草(黒) 通常1万9,800円(税込)→1万7,820円(税込)
槌目(黒) 通常1万9,800円(税込)→1万7,820円(税込)
笹星(青) 通常1万4,300円(税込)→1万2,870円(税込)
笹星(赤) 通常1万4,300円(税込)→1万2,870円(税込)
魚子(青) 通常1万4,300円(税込)→1万2,870円(税込)
魚子(赤) 通常1万4,300円(税込)→1万2,870円(税込)