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マウス、第10世代CoreとTB3を搭載した、約1.77kgの15.6型クリエイターノート

常時GPU稼働モードも搭載 19.8万円から

株式会社マウスコンピューターは7月9日、クリエイター向けPCブランド「DAIV」の新製品として、15.6型ノートPC「DAIV 5N」シリーズよりインテルの第10世代CoreプロセッサインテルCore i7-10875HとGeForce RTXTM 2060を搭載したモデルを発売した。同社Webサイトで販売されている基本構成モデルの価格は税別17万9800円。

本製品は、CPUに8コアの第10世代「インテル Core i7-10875H プロセッサー」と、GPU「GeForce RTX 2060」を搭載した15.6型ノートPC。カスタマイズにより、最大64GBのメモリと最大2枚のM.2規格NVMe接続SSDの搭載に対応している。

液晶パネルはサイズが15.6型のもので、sRGB比約100%の色域に対応。3辺を狭額縁化した従来製品よりも4辺全てのベゼルがさらに細くなっており、フットプリントが約9%小さくなっているのが特徴。さらには、約33%薄く、約19.9mmのスリムデザインとなっている。

本体の天板とパームレスト面にマグネシウム合金を採用し、従来製品よりも約29%軽い、約1.77kgの製品重量を実現したとしている。

また、CPUとGPUの性能を最大限に引き出すため、230WのACアダプタに合わせた電力設定を行うことで、同製品よりも約10mm厚かった従来製品と比べ、マルチスレッド性能で約42%、3Dグラフィックス性能で約18%の大幅なパフォーマンス向上を実現しているという。

GPUを常に稼働させる「Discreteモード」を搭載(通常時は負荷に応じて自動制御するMS Hybridモード)することで、開発環境やVRなどの用途においても安定したパフォーマンスを発揮。Thunderbolt 3端子やWi-Fi 6の搭載により、大容量のコンテンツを取り扱うクリエイターの作業生産性が高められるという。

標準モデル(DAIV 5N)

OS

Windows 10 Home(64ビット)

CPU

インテル Core i7-10875H プロセッサー(8コア/16スレッド/2.30GHz/TB時最大5.10GHz/16MBスマートキャッシュ)

GPU

GeForce RTX 2060(6GB)/インテル UHD グラフィックス(メインメモリからシェア)

メモリ

16GB(8GB×2)/最大64GB(32GB×2)
※PC4-21300 DDR4 SODIMM

ストレージ

512GB(M.2規格NVMe接続SSD)

チップセット

モバイル インテル HM470

液晶モニター

サイズ:15.6型
解像度:フルHD(1,920×1,080ピクセル)
パネル:ノングレア(LED バックライト)
対応色域:sRGB比約100%

インターフェース

Thunderbolt 3×1(Type-C/背面)
USB3.1×1(Type-A/左側面)
USB3.0×2(Type-A/右側面)
HDMI×1(背面)
有線LAN×1(1000BASE-T/ 100BASE-TX/ 10BASE-T/背面)
ヘッドホン出⼒×1(左側面)
マイク入⼒×1(左側面)

外形寸法

355.5×236.7×19.9mm(折り畳み時/ 突起部含まず)

重量

約1.77kg

動作時間

約5.5時間

販売価格

税別17万9,800円

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。