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プログレードデジタル、CFexpress COBALT 325GBを3万9,999円に値下げ
SLCメモリーにより動画撮影時でも安定した書込性能を発揮
2020年7月10日 08:10
ProGrade Digital（プログレードデジタル）は7月10日、CFexpress Type Bメモリーカード「COBALT 325GBカード」を税込3万9,999円に値下げした。取り扱いはAmazon.co.jpのみ。
SLCメモリーを採用した、CFexpress Type B規格のメモリーカード。これまでの販売価格は税込4万9,999円だった。同社は期間限定でSDカードなどのセールを実施してきていたが、今回の値下げは期間等が設定されていない、価格改定となる。
転送速度は読込が1,600MB/秒で、書込は1,400MB/秒。最低継続書込速度では、1,300MB/秒となっており、8K RAW動画記録などで威力を発揮するとしている。また、内部メモリーにSLCタイプを使用することで、書き込み時のロスを抑制しており、少ない電力で高速な読み書き性能を発揮できるほか、消費電力の節約にも貢献できるとしている。
同社製カードリーダーとの組み合わせで、カードを初期の高速性能に回復できるというユーティリティソフトウェア「Refresh Pro」に対応している。
各メーカーにより、同カードの動作確認が公表されている主なカメラは、パナソニックLUMIX S1/S1R、キヤノンEOS-1D X Mark III、EOS R5、ニコンD6などがある。ニコンZ 7/Z 6は「カードエラー」表示が出て使えないことがあるとのアナウンスがニコンより4月28日に出されている。
同社は、同じくSLCメモリーを採用するCOBALTシリーズとして、SDカードの高速モデル「SDXC UHS-II V90 300R」の各製品（64GB、128GB、256GB）も展開しており、5月1日に値下げを実施していた。価格の一例を挙げると128GBでは旧価格1万9,999円（税込）から新価格1万5,244円（税込）に改定していた。
