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富士フイルム、GFXシリーズ8本目の単焦点「GF30mmF3.5 R WR」
35mm判換算24mm相当の広角レンズ
2020年6月30日 14:08
富士フイルムは、ミラーレスカメラGFXシリーズ用の単焦点レンズ「フジノンレンズGF30mmF3.5 R WR」を7月下旬に発売する。希望小売価格は税別22万7,000円。
35mm判換算で24mm相当になる単焦点レンズ。携行性を確保した設計に加え、防塵・防滴・-10度の耐低温設計を採用することで機動性が要求されるシーンや過酷な環境での使用に応えられる仕様になっているという。サイズは最大径84×全長99.4mm。質量は約510g。フィルター径は58mm。
ちなみに、Gマウントレンズで最もコンパクトで軽量なレンズとなっているGF50mm F3.5のサイズは最大径84×全長48mmで、質量は約335g。既存レンズのうちサイズと重量の近い製品は、GF45mmF2.8 R WR(最大径84×全長88mm、質量約490g)。
レンズ構成は10群13枚となっており、このうち非球面レンズを2枚、EDレンズを2枚採用し、収差やディストーションを抑えているという。
インナーフォーカス方式の光学設計を採用。フォーカスブリージングも0.05%まで低減したとしており、動画撮影にも向くレンズだとしている。なお、レンズ内手ブレ補正機構は非搭載。
同社Gマウント対応の単焦点レンズとしては8本目。他の単焦点レンズには、GF23mm F4、GF45mm F2.8、GF50mm F3.5、GF63mm F2.8、GF110mm F2、GF120mm F4、GF250mm F4がある。いずれのレンズも防塵防滴対応の“WR”仕様となっている。
主な仕様
焦点距離
30mm(35mm判換算24mm相当)
レンズ構成
10群13枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む)
最小絞り
F32
絞り羽根枚数
9枚
最短撮影距離
32cm
最大撮影倍率
0.15倍
フィルター径
58mm
外形寸法(最大径×全長)
84×99.4mm
質量
約510g