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エプソンのA3ノビ対応インクジェット「SC-PX1V」が7月9日発売に

A2ノビ機「SC-PX1VL」は9月に再延期

SC-PX1VL

エプソン販売株式会社は、同社プロセレクションシリーズのインクジェットプリンター「SC-PX1V」の発売日を7月9日に決定した。あわせて同シリーズのインクジェットプリンター「SC-PX1VL」の発売日についても9月の発売予定だとアナウンスした。

両機種は、同社PXシリーズになかった「1」の型番を冠し、フラッグシップインクジェットプリンターとして位置づけられている製品。A2ノビのプリントに対応する「SC-PX1VL」とA3ノビプリント対応の同「SC-PX1V」の2機種をラインアップしている。いずれの製品も「UltraChrome K3Xインク」採用により、青の階調再現性と黒の濃度向上による表現力拡大を大きな訴求ポイントとしている製品。価格はいずれもオープン。店頭予想価格はPX1VLが税別15万円台後半、PX1Vが税別8万円台後半となっている。

いずれの製品も2月20日に発表時点では5月28日の発売予定とアナウンスされていたが、発売延期が報じられていた。これまでのアナウンスではSC-PX1Vは発売時期未定となっていたが、このほど発売日が確定した。SC-PX1VLは、8月初旬の発売となっていたが、約1カ月後ろ倒しとなることが決まった。

この後ろ倒しの理由について、同社は「SC-PX1V同様の出荷前評価を実施するため、発売日を延期させていただきます」と説明しており、正式な発売日は確定次第のアナウンスを予定していると報じている。

なお、SC-PX1Vについては、対応インクカートリッジとメンテナンスボックスが本体と同日(7月9日)に発売される。同様にSC-PX1VLについてもインクカートリッジおよびロールペーパーユニットが本体と同時に発売される見込みとなっている。

SC-PX1V

本誌:宮澤孝周