パナソニック、「LUMIX Tether」の"ライブ配信向け"ベータ版を公開

パナソニックは6月8日、パソコン用ソフト「LUMIX Tether for streaming（Beta）」を公開した。対応OSはWindows 10。開発中のベータ版ソフトのため動作保証やユーザーサポートはないが、Webサイトから無料でダウンロードできる。

既存のテザー撮影ソフト「LUMIX Tether」（Ver.1.7）をライブストリーミング配信用途に向けて改良したというソフトウェア。これまではリモート撮影の操作用としてライブビュー映像と制御パネルがPC画面上に表示されたが、「LIVE VIEW mode」をオンにすることで制御パネルやAF枠が非表示となり、別のライブストリーミング用ソフトウェアでパソコン画面をキャプチャ・配信する用途に利用できるという。

使用手順

対応カメラはLUMIX S1R/S1/S1H、G9 PRO/GH5/GH5S。カメラとパソコンはUSBケーブルで接続する。パソコンからUSBカメラとして認識することはできないため、例えばライブビュー映像をWeb会議アプリで配信したい場合は、LUMIX Tether for streaming（Beta）のウィンドウをWeb会議アプリの「画面共有」機能で配信する。

なお同社では、LUMIXを使った動画制作やライブ配信の方法を紹介するコンテンツ「Life, shot with LUMIX」を6月3日に公開している。