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パナソニック、ライブ配信向けテザーソフトのMac版を公開

OSバージョン10.11/10.12/10.13/10.14に対応

パナソニックは7月14日、同社製デジタルカメラを用いたライブストリーミングを可能とするソフトウェア「LUMIX Tether for streaming(Beta)」のmacOS版を公開した。対応OSバージョンは10.11(El Capitan)、10.12(Sierra)、10.13(High Sierra)、10.14(Mojave)。なお10.15(Catalina)は、発表時点では動作確認中となっている。

6月8日にWindows 10対応版がリリースされていたソフトウェアのMac対応版。内容面に変更はない。

対応カメラは、35mm判フルサイズミラーレス機LUMIX S1R/S1/S1Hとマイクロフォーサーズ機G9 PRO/GH5/GH5Sで、こちらも変更はない。

LUMIX Tether for streaming(Beta)は、同社テザー撮影ソフト「LUMIXTether」を配信用途に向けて改良したというソフトウェア。PCにカメラを接続した後でカメラ側をUSBモード「PC(Tether)」にし、PC側で本ソフトを起動して使用する。

接続・使用手順

これまでリモート撮影の操作用としてライブビュー映像と制御パネルがPC画面上に表示されていたが、本ソフトにより「LIVE VIEW mode」をオンにすることで制御パネルやAF枠が非表示となり、別のライブストリーミング用ソフトウェアでパソコン画面をキャプチャ・配信できるようになる。なお、取得したライブビュー映像をWeb会議アプリなどで配信したい場合は、LUMIX Tether for streaming(Beta)のウィンドウをWeb会議アプリの「画面共有」機能を介する必要がある。

本誌:宮澤孝周