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富士フイルム「X100V」「X-A7」の最新ファームウェアが公開

"自動電源OFF温度"の設定追加や、instax mini Linkへの対応など

FUJIFILM X100V

富士フイルムは5月11日、レンズ一体型デジタルカメラ「FUJIFILM X100V」およびミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A7」の最新ファームウェアを公開した。

それぞれの更新内容は次の通り(引用)。

FUJIFILM X100V(Ver.1.10)

1.「自動電源OFF温度」選択機能追加
動画撮影など連続してご使用になると、カメラ本体(特にグリップ部分)が発熱により熱く感じる場合の対応として、セットアップメニューの消費電力設定の項目に、新たに「自動電源OFF温度」機能を追加しました。
使用方法の詳細につきましては、下記Web取説をご覧ください。
セットアップメニュー(消費電力設定)

※Ver.1.00よりファームアップした場合は、「自動電源OFF温度」の設定は従来と同じ温度で警告表示、自動電源OFFする「高」モードが選択されています。手持ち撮影で動画など連続撮影する場合は、「標準」モードの設定をお勧めします。
なお、この場合は、連続して撮影できる時間が従来に比べて短くなります。

※アップデート後はカメラの初期設定が以下のとおりになります。
 ・セットアップメニューリセットを行うと「自動電源OFF温度」が「標準」モードとなります。動画撮影などで連続撮影時間を優先したい場合は、「自動電源OFF温度」を「高」モードにしてご使用ください。
 ・撮影メニューリセットを行うと動画モードは「FHD 30P」になります。

2.その他軽微な不具合を修正しました。

FUJIFILM X-A7(Ver.1.20)

追加、変更される下記項目(No.1)の操作方法や説明については、X-A7 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。

1.カメラで使えるプリンターに「instax mini Link」が追加されました。
「instax mini Link」に接続してプリントする場合は、あらかじめセットアップメニューの「instax Bluetooth接続」でペアリング登録を行ってからご使用ください。

2.その他軽微な不具合を修正しました。

FUJIFILM X-A7

本誌:鈴木誠