ニュース

Loupedeck CTのキーマッピングツールが公開

動画系やオフィス系にも 配信ソフト「Streamlabs」と連携

Loupedeck CT

Loupedeckは3月26日、写真・映像制作向けコントロールデバイスLoupedeck CTで利用できるカスタムプロファイルの作成ツール「Loupedeck Profile Creator」とStreamlabsとの連携機能ををリリースした。

Loupedeck CTの発表に際してリリースが予告されていたツール。対応デバイスのLoupedeck CTは3月12日に発表・発売された製品で、Photoshop CCやLightroom Classic、Premiere Pro CC、After Effects CC、Illustrator CCといったAdobe社製のアプリケーションを中心にサポートしていた。本ツールを導入することで、特別なプログラミング知識がなくても、任意のアプリケーションでキーマッピングなどのカスタマイズが可能となる。

カスタマイズが可能となるのは、ショートカットやマクロ、カスタムアクションなど。ツールのリリースにあわせて、様々なアプリケーションのカスタムプロファイル例も公開したという。一例を挙げると、DaVinci Resolve 16やApple Logic Pro Xといったクリエイティブ系アプリケーションのほか、Microsoft Excel、Microsoft Outlookといったオフィス系のアプリケーションでの例が含まれている。

また、あわせてリリースされたStreamlabs(Web配信サービス)との連携機能は、Loupedeck Creative Toolを用いてストリームのコントロールやダイヤル操作で音声レベルのコントロールなどが可能となる。連携機能は以下のとおり。

Streamlabsとの連携機能(引用)

・シーンを切り替えることでストリームを簡単にコントロール
・不要なソースを非表示または非表示解除するか、いつでもイベントをスキップ/ミュートが可能
・ダイヤルでソースの音声レベルを簡単にコントロール
・ブロードキャスト時にLoupedeck CTをStreamlabsのスタジオモードでライブビデオミキサーとして使用可能

本誌:宮澤孝周