ニュース
富士フイルム、価格を抑えたスクエア機「instax SQUARE SQ1」
広瀬すずさん登場のオンライン発表会 モノクロ/レインボーフィルムも
2020年10月28日 15:11
富士フイルム株式会社は、インスタントカメラ"チェキ"「instax SQUARE SQ1」を11月6日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込1万4,000円前後。カラーバリエーションはチョークホワイト、テラコッタオレンジ、グレイシャーブルーの3色。
スクエアフォーマットのinstax SQUAREフィルムを使用するSQシリーズの中で、最も価格が抑えられたモデル。操作ボタンはシャッターボタンのみで、外観も操作性もシンプルさを追求した機種としている。
撮影範囲は0.3m〜∞。0.3m〜0.5mはセルフィーモードとして用意されており、レンズ鏡筒を電源投入後に回すことで利用可能。接写レンズの外付けが不要である点を特徴としている。レンズ先端部には自撮りミラーが備わる。
なお、既存モデルのSQ6にはストロボ発光部に装着するカラーフィルターが付属していたが、SQ1には付属しない。SQ6にはなかった機能として、新たにスローシンクロ撮影に対応している。
電源はCR2×2。外形寸法は130.7×118.6×57.5mm。重量は390g(本体のみ)。
スクエアに新フィルム「レインボー」「モノクローム」
instax SQUARE SQ1と同じ11月6日に、スクエアフォーマットの新フィルムも発売となる。モノクロ写真でアーティスティックな表現を楽しめるという「MONOCHROME(モノクローム)」と、フレーム部分に1枚ごとに異なるグラデーションを施した「RAINBOW(レインボー)」の2種類を用意した。
広瀬すずさん登場のオンライン発表会
同社は10月28日、報道関係者向けのオンライン配信で新製品発表会を実施。女優の広瀬すずさんが1人で全ての役をこなす「instax“チェキ”広瀬すず“ひとり”新製品発表会」として配信した。
映像内では、スクエアフォーマットを採用するinstax SQUAREの特徴を「スクエアなら私の世界はこんなにも広い。」とアピール。instax miniの縦長フォーマットに比べて横方向に広がりがあり、セルフィー撮影の利便性や表現の可能性が広がると強調していた。
広瀬すずさんはinstax SQUARE SQ1について「デザインがシンプルで好き」「スクエアフォーマットの写真はおしゃれ」と印象を語り、実際に撮影した写真も紹介。配信映像の完全版は、10月29日20時から同社特設Webサイトでも公開するという。