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ニコン、APS-C高倍率ズーム「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」。8.5万円

一眼レフ用より小型軽量 フィルター径62mm・約315g

ニコンは、Zマウント交換レンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を11月26日に発売する。希望小売価格は税込8万5,690円。

35mm判換算27-210mm相当の画角を得られる、DXフォーマット(APS-C)高倍率ズームレンズ。手ブレ補正機構を搭載している。同じ画角をカバーするFマウントレンズより小型軽量ながら画質で上回り、動画撮影を想定してフォーカス時の駆動音や画角変化も抑えているという。鏡筒は「防塵・防滴に配慮した設計」としている。

レンズ構成は13群17枚(非球面2枚、ED2枚含む)。最短撮影距離は広角端で0.2m、望遠端で0.4m。最大撮影倍率は0.33倍。フィルター径は62mm。絞り羽根は7枚。最小絞りはF22-40。

最大径×全長は約73×90mm。重量は約315g。別売でレンズフード「HB-101」(税込3,300円)を用意している。

同社には一眼レフ用のFマウントレンズ「18-140mm F3.5-5.6 ED VR」(2013年発売)がラインナップされている。本レンズとは望遠端の明るさが異なるものの、サイズと重量は約78×97mm・約490gから小型軽量になっている。フィルター径も67mmから62mmに小型化した。

本誌:鈴木誠