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ケンコー・トキナー、ジェットダイスケさんプロデュースのカメラバッグ
ミラーレスカメラ向けの「PHOTOWALK」
2019年9月25日 18:36
株式会社ケンコー・トキナーは、動画クリエイター・ジェットダイスケさんプロデュースのカメラバッグ「aosta ジェットダイスケモデル PHOTOWALK」(以下PHOTOWALK)を10月11日に発売する。販売価格は税別1万3,500円。同社直販サイトとamazonのほか、東京・中野にあるケンコー・トキナーのショップのみ。9月25日より予約を開始する。
ミラーレスカメラボディ1台と2〜3本の交換レンズ収納を想定したボディバッグタイプのカメラバッグ。製品名に含まれる「PHOTOWALK」は「散歩に持ち出して使う」用途を象徴したネーミングであり、ジェットダイスケさんによれば「運搬用ではなく行動用のバッグとして開発した」とのこと。
外寸は350×170×160mm。4枚の仕切り板が付属し、仕切り板自体にも82mmm径までのレンズキャップを収納できる。
バッグは丸みのある三角柱の形をしており、サイドポケットにはペットボトルホルダーを装備。機材収納部とは独立した収納部なので、結露による機材への影響はないという。
ボディベルトを付け替えることで左掛け、右掛けを切り替えられるほか、側面には三角形のポケットを2つ備える。
外装の素材には撥水性のあるTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用。内布は起毛生地のフレンチパイル生地。素材自体には撥水性があるが、縫い目があるため完全な防水性はなく、雨の中などバッグが濡れる状況での使用は非推奨となっている。重量は約540g。
aostaは、ケンコー・トキナーが展開しているカメラバッグおよびビジネスバッグのブランド。ジェットダイスケさんがPHOTOWALKの開発に関わることになったきっかけは、日頃から撮影のために重い機材を持ち運びすぎて肩を壊したことだったという。できるだけ肩に負担をかけないカメラバッグの必要性を感じて、以前から付き合いのあったケンコー・トキナーに相談を持ちかけた。
「機材を詰め込んだ大きなバッグは宿に置いておいて、外に出るときには小さなバッグに機材を入れ替えて運用するような使い方をよくやるので、旅先に機材をたくさん持っていくバッグというよりは、現地で行動するときに便利なバッグがほしかったのです。なまじそれなりに収納できてしまうとつい詰め込みすぎてしまうので、あえて物がたくさん入らないようにしています」
製品開発を担当したのは、ケンコー・トキナーでaostaシリーズの企画、設計、開発を手掛ける柄澤裕二さん。両人とも同じミラーレスカメラのユーザーだったこともあり、収納機材はフルサイズミラーレスを想定している。「散歩のためのバッグ」というコンセプトもあり、カメラは手に持って、レンズだけを収納して持ち運ぶという使い方もできるようになっている。