写真展告知

ジェットダイスケ作品展:空蝉

中学生のころ、伯父にもらったおさがりの一眼レフをきっかけに写真を始めました。特撮映画が好きだったので多重露光や長時間露光での撮影で遊んでいました。現在では、ビデオブロガー/ビデオグラファー/フォトグラファーとして活動の場を広げております。

今回の写真展では、蝉の抜け殻=空蝉(うつせみ)にある、様々なドラマを伝えたく、一瞬一瞬を切り取りました。

避けては通れない、生きるための大きな変化。場合によっては死線を乗り越え、その先で短い夏を謳歌する。これは現生を生きる我々人間の姿にも重ねることができます。生きることの空虚さや無常、そして何より生に執着する狂気が含まれている。その命の営みでありながらもどこか無機質で虚ろな、昆虫ならではの狂気を写真を通して感じ取っていただけると幸いです。

ジェットダイスケ

写真展情報

会場

東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座ビル3階

開催期間

2017年5月24日(水)~6月3日(土)

開催時間

10時~18時30分

休廊

日曜日、月曜日および祝日

セミナー

2017年5月27日(土)13時~、16時~(予約不要・無料)
2017年6月3日(土)13時~、16時~(予約不要・無料)

作者プロフィール

ビデオブロガー/ビデオグラファー/フォトグラファー。大阪芸術大学に在学中の90年代半ばよりビデオアート系の映像作家として活動開始。1994年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 コンテスト部門初代グランプリ入賞、2009年にはアルファブロガーアワード受賞するなど国内外にて受賞歴・上映歴がある。もとは自主制作映画の発表の場にと、インターネットでの動画配信に携わり始めて15年以上。それが半ばライフワークとなって現在に至る。ビデオブログのために考案した映像の編集技法「ジェットカット」を駆使し、独自視点でデジタルガジェットなど電子機器のレビュー動画を日々配信。なかでも最新デジカメ/ビデオカメラや、シンセサイザーのような鳴りもの系ガジェットを得意とする。日本で最初の動画レビュアーとして知られ、チャンネル創設以来YouTubeの発展に貢献。著書に「YouTubeで食べていく」がある。