ライカ、フルサイズ対応Lマウントレンズ「アポ・ズミクロン F2/50mm ASPH.」

ライカカメラジャパンは、「ライカ アポ・ズミクロン SL f2/50mm ASPH.」を8月24日に発売する。希望小売価格は税別57万円。

ライカSLをはじめとするLマウントアライアンス各社のミラーレスカメラと互換性を有する交換レンズ。35mmフルサイズのイメージサークルをカバーする。50mmの画角を持ち、ルポルタージュ、旅行、建築、風景、ポートレート、クローズアップ撮影などにも幅広く対応するという。

レンズ構成は、非球面3枚を含む10群12枚。大部分に異常部分分散性を持つガラスを用いたという。他のアポ（APO）を冠するライカレンズと同様、色収差を最小限に抑えるアポクロマート補正を施している。

鏡筒は防塵防滴性のためにシーリングを施している。レンズの最前面と最後面にはライカの双眼鏡にも採用される「ライカ アクアデュラ」コーティングを施し、水滴拭き取りなどのメンテナンス性に配慮した。

AF駆動にはステッピングモーターを採用。発売済みの他のアポ・ズミクロンSLレンズと同様、2群を独立駆動するフローティング機構「Dual Syncro Drive」としている。電子式のフォーカスリングによるMF操作も、これまで以上に高速・高精度に行えるという。

最短撮影距離は0.35m。最小絞りはF22。フィルター径はE67。

最大径×全長は73×102mm。重量は740g。