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北海道東川町で「写真甲子園2019」本戦が開幕

開会式で立木義浩氏が激励

選手宣誓。代表は中越高等学校2年の大川真白さん(壇上)。

第26回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2019」が7月30日に開幕した。同日に行われた開幕式の模様をお伝えしたい。

写真甲子園は、全国の高校写真部・サークルを対象とした大会。初戦審査、ブロック審査を突破した18校が本戦に出場している。

2019年の大会エントリー校数は、初戦で500校からの応募があった。このうち、80校がブロック審査に進出し、本戦出場校が16校まで絞られた。ここに、選抜枠2校を加わり、計18校の出場が決定した。

出場校の顔ぶれは、既報の「写真甲子園2019の本戦大会進出校が決定」を参照いただきたい。

開会式では、審査委員長である写真家の立木義浩氏が登壇。これまでの常識にとらわれず、これまでの経験でしばられる面もあると思うが、それを壊していってほしい、とコメントし、“写真は自由だ”と選手を激励した。

立木義浩氏

本戦は7月30日から8月2日までの3日間で開催される。撮影機材と撮影場所といった同一条件のもとで、その日ごとのテーマに沿って組写真を制作、各日夕方におこなわれる公開審査に臨む。

大会ファーストステージとなる7月31日の撮影テーマは「共存」だ。

出場選手全員が使用する機材

1人1台

EOS 9000D
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

各チームがひとつずつ持てる機材

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
EF50mm F1.8 STM
スピードライト430EX III-RT

本誌:宮澤孝周