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富士フイルム、GFXシリーズ用に50mmの薄型単焦点レンズ
GFX100のセンサーにも対応する画質設計
2019年7月18日 14:44
富士フイルム株式会社は、GFXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ GF50mmF3.5 R LM WR」を9月下旬に発売する。希望小売価格は税別13万8,500円。
開放F値F3.5、焦点距離50mm(35mm判換算:40mm相当)の単焦点レンズ。フォトキナ2018で発表されていたレンズで、GFレンズシリーズでは10本目となる。
全長48mm、質量335gのコンパクト設計により“気軽に持ち歩いて撮影することができる”レンズとして訴求する。GFX 50Rとの組み合わせでは1,110gとなる。
レンズ構成は6群9枚(非球面レンズ1枚を含む)。球面収差やディストーションを徹底的に抑制した設計とすることで解像と階調を高めており、GFX100のセンサーにも対応できるレベルだとしている。
このほか、フォーカス駆動系にリニアモーターを採用。インナーフォーカス方式との組み合わせにより、高速なAF動作(位相差AF使用時で0.189秒、コントラストAF使用時で0.33秒)と静音駆動を実現、機動力のある撮影が可能になっているという。
鏡筒にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。フォーカシング時の画角変動(ブリージング)も少なく、動画撮影にも適しています。
同シリーズの単焦点レンズで近い焦点距離のレンズには、35mm判換算で36mm相当の「フジノンレンズ GF45mmF2.8 R WR」(実勢価格は税込21万7,600円前後、全長88mm、質量約490g)と、同じく35mm判換算で50mm相当の画角となる「フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR」(実勢価格は税込19万,600円前後、全長71mm、質量約405g)がある。
焦点距離
50mm(35mm判換算:40mm相当)
レンズ構成
6群9枚(非球面レンズ1枚を含む)
F値
F3.5-F32(1/3ステップ)
絞り羽根枚数
9枚(円形絞り)
最短撮影距離
0.55m
フィルター径
62mm
外形寸法(最大径×長さ)
84×48mm
質量
約335g