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DJI、ミラーレスカメラ用片手3軸ジンバル「Ronin-SC」
Ronin-Sから41%の軽量化 価格は5万1,300円〜
2019年7月18日 13:40
DJIは、ミラーレスカメラをターゲットにしたスタビライザー「Ronin-SC」を7月17日に発売した。標準版のメーカー希望小売価格は5万1,300円、周辺機器などが付属するProコンボは6万2,100円(ともに税込)。
スマートフォン用のジンバルのように、片手で操作できることで話題を呼んだ一眼レフ/ミラーレスカメラ用3軸スタビライザー「Ronin-S」の小型・軽量版。ミラーレスカメラ用に設計したという。積載重量は2kg。
Ronin-Sから41%の軽量化を果たし、携帯性に優れたプロダクトになった。長時間の撮影にも有利という。ジンバル部の重量は約830g。素材にはマグネシウム、スチール、アルミニウム、複合プラスチックなどを採用している。
DJI製品のドローンやOsmoシリーズで利用できるアクティブトラックも搭載。Roninシリーズでは初の試みとなる。被写体を自動で追尾するもので、ディープラーニングにより、様々なオブジェクトを撮影するほどに能力が強化されるのも特徴だ。遅延がほぼないジンバル制御のForce MobileもRoninではじめての搭載となる。
その他、パノラマ、タイムラプス、モーションラプス、モーションコントロールが可能。最大3つのカスタムプロファイルを設定できる。
主な仕様
外形寸法
折りたたみ時:220×200×75mm
展開時:370×165×150mm
重量
ジンバル:約830g
BG18グリップ:約258g
三脚:約160g
積載量
2kg(試験値)
機械的な可動範囲
パン軸制御:360度連続回転
チルト軸制御:-95度〜+220度
ロール軸制御:-202.5度〜+112.5度
バッテリー
容量:2,450mAh
電力:17.64Wh
最大バッテリー駆動時間:11時間
充電時間:2.5時間(5V/2A)
アクセサリー用コネクター
1/4インチ取り付け穴、3/8インチ取り付け穴、カメラ制御ポート、アクセサリーポート、USB-C ポート、RSAポート
接続
Bluetooth 5.0、USB Type-C
別売オプション
Focusモーター、Focusホイール、コマンドユニット、スマートフォンホルダー、チーズプレート、バッテリーグリップ
対応カメラ
キヤノン
EOS R、EOS Kiss M
ソニー
α9、α6400、α7R III、α7 III、α7R II、α7S II、α7 II、α7S、α7、α6500、α6300、RX100 V
ニコン
Z 7、Z 6
パナソニック
LUMIX GH5、LUMIX GH5S、LUMIX G9、LUMIX GH3、LUMIX GH4
富士フイルム
X-H1、X-T2、X-T3