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FILMPOWER、ミラーレスカメラ向けの3軸ジンバル
約700gの軽量モデル ワンタッチでカメラが正面を向くモードも
2018年2月16日 12:57
ジュエ株式会社は、FILMPOWERのフルデジタル3軸ハンドヘルドジンバル「Nebula 4100 Slant」を3月初旬に発売する。店頭予想価格は税込8万9,100円。
FILMPOWERは、米国サンフランシスコのジャイロスタビライザーメーカー。2010年に世界初のフルメタルジャイロスタビライザーを開発。その後も「Nebula」シリーズとして、大型タイプから小型ハンドヘルドタイプの幅広いジンバルを展開している。
本製品は、FILMPOWERのNebulaシリーズで最も軽い約700gの軽量&コンパクトモデル。軽量化しつつも最大耐荷重量は1.8kgへと向上している。
また、ケーブルの内部配線化により3軸を無制限に回転できる「360°UNLIMITED ROTATION」に対応。これにより、普通に倒立させて持つノーマル、吊るすように逆さに持つハング、カメラを前に突き出すように持つトーチ、斜めに持つロールフォローといったポジションで撮影できるようになった。
また、ピッチやロールを固定してヨーをフォローするセミフォロー、ピッチやヨーやロールの動きを追従するフォロー、ピッチやヨーやロールの動きを固定することで一方の向きを維持するロック、ピッチやヨーやロールの動きを追従するロールフォローという4つのスタビライズモードに対応する。
スタビライズ中でも手動でカメラのアングル変更が行える「INSTANT MANUAL ADJUSTMENT」機能、ワンキーでカメラが正面を向く「ONE KEY BACK TO THE MIDPOINT」機能のほか、本体のみの設定でコントロールできる「タイムラプスモード」を搭載する。
このほか、軸受け部分を斜めにすることで背面モニターなどの視認性を向上させたほか、左右どちらにでも軸受けを設定できる「DOUBLE SIDE USE」対応する。
利用想定機種は、パナソニックのGHシリーズ、ソニーのα7シリーズ、キヤノンのEOS Mシリーズなど。
底部には、1/4-20UNCのネジ穴を備える。
駆動時間は、新型エンコーダーを内蔵した高トルク新ジェネレーションモーターの採用により、8~10時間を実現している。
また、本体のほか、クイックプレート、ストレージケース、バッテリー、ストラップ、充電器を付属する。