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タムロン、フルサイズEマウントレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」を正式発表
小型軽量の大口径広角ズーム "28-75mm F2.8"と2本で970g
2019年6月28日 12:05
株式会社タムロンは、ソニーEマウントレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」(Model A046)を7月25日に発売する。希望小売価格は税別12万5,000円。
35mmフルサイズ対応の大口径広角ズームレンズ。CP+2019に参考出品されていた。フィルター径67mm、長さ99mm、重量420gと小型軽量な点を特徴とする。広角側の最短撮影距離は0.19m。
同社のフルサイズEマウントレンズとしては、「28-75mm F/2.8 Di III RXD」(Model A036)が発売済み。本レンズはそれよりも小型軽量に仕上がっている。なお、2本ともフィルター径67mmが共通しており、PLやNDフィルターを共用できる点を訴求する。ズームリングの配置など、操作性も揃えた。
AF駆動はステッピングモーターユニットRXDを使用。高速・精密で、動画撮影時にレンズの駆動音が記録されないという。また、駆動系が小型化できる点もメリットだとしている。
レンズ構成は11群13枚(非球面3枚を含む)。蛍石に近い特性だというXLD(eXtra Low Dispersion)レンズや、反射防止効果の高いBBARコーティングの採用を特徴としている。
鏡筒は簡易防滴構造。レンズ最前面にはメンテナンス性に優れる防汚コートを施した。ズーミングでレンズの全長が変化しないタイプになっている。
カメラとの連携により、カメラ側の手ブレ補正機構やレンズ補正機能を利用可能。ファームウェアアップデートもカメラ側から行える。
最短撮影距離は広角端で0.19m、望遠端で0.26m。最大撮影倍率は1:6。
最大径×全長は73×99mm。重量は420g。絞り羽根は9枚の円形絞り。最小絞りはF22。
花形フードが付属する。