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8ドライブベイ装備のストレージユニット「Drobo 8D」

容量違いのHDDでもRAIDを構築

株式会社プリンストンは、最大8台の3.5インチHDDやSSDを装着可能なストレージユニット「Drobo 8D」を5月27日に発売した。

本製品は、PCとケーブル接続して使うDAS(Direct Attached Storage)型のストレージユニット。ディスクスロットイン方式を採用し、HDDやSSDの取り付けについてもネジ止めは不要となっている。最大128TB、最大16ボリュームまで設定可能。

なお、ディスク容量やメーカーが異なってもRAIDの構築が行えるDrobo独自技術「Beyond RAID」を搭載した。

背面には、アクセス体感速度の向上を図る「Hot Date Cache」用の2.5インチSSDスロットを搭載しており、汎用の2.5インチSSD(SandForce製コントローラーを搭載したSSDは非対応)が使用できる。

加えて、高速インターフェイスThunderbolt 3に対応し、Thunderbolt 2接続と比較して2倍にあたる40Gbps(理論値)の高速転送を実現した。デイジーチェーンにも対応するため、複数のDrobo 8Dを数珠つなぎで拡張するといった運用も可能となっている。

主な仕様

ドライブベイ

8

対応HDD

3.5インチSATA(3Gb/s、6Gb/s)
2.5インチドライブを利用するには、対応する2.5→3.5インチ変換アダプターが必要
4Kn HDD対応

最大使用可能容量

128TB

最大ボリューム数

最大16

1ボリューム容量

50GB~128TB

インタフェース

Thunderbolt 3×2

外形寸法

309.1×358.1×138.7mm

重量(HDD、電源アダプター、パッケージ含まず)

7.4kg

価格

オープン(店頭予想:税別24万8,148円)

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。