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EIZO、Quick Color Matchを最新版にアップデート

3社のファインアートペーパーに対応

EIZO株式会社は9月20日、カラーマネージメントツール「Quick Color Match」をVer.2.1.2にアップデートした。同日より無償でダウンロードできる。

Quick Color Matchは、同社のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」専用のソフトウェア。モニター画面とプリントの色合いをマッチングさせるための複雑な手順を3ステップに簡略化できるのが特徴。

開発には、アドビシステムズ株式会社、セイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社、キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が協力しており、2016年2月から提供されている。

同日公開されたVer.2.1.2では、Hahnemühle、SIHL、Teccoの3社22種類のファインアート紙に対応。これまでは4社26種類だったが、7社48種類と大幅に対応用紙が増えたことになる。

新規に追加された対応用紙

Hahnemühle

・FineArt Baryta
・Photo Rag Baryta
・Photo Rag
・Photo Rag Bright White
・Photo Rag Ultra Smooth
・German Etching
・Photo Luster
・Photo Matt Fibre

SIHL

・Metallic Pearl High Gloss Photo Paper 290
・High Gloss Photo Paper 330
・Lustre Photo Paper 300
・Lustre Photo Paper Duo 330
・Satin Baryta Paper 295
・Smooth Matt Cotton Paper 320
・Textured Matt Cotton Paper 320

Tecco

・PM230 Matt
・PL285 Luster
・PUW285 Glossy Ultra White
・PFR220 DUO FineArt Rag
・GB330 Gallery Board
・BT270 Baryt
・BTM275 Baryt Matt

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。