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写真プリント色合わせのための「Quick Color Match」が対応プリンター・用紙を拡大

イルフォードとピクトリコのフォトアート紙13製品が使用可能に

EIZO Quick Color Match

EIZO株式会社は2月15日、カラーマネージメントツール「Quick Color Match」をVer.2.1にアップデートした。同日より無償でダウンロードできる。

Quick Color Matchは、同社のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」専用ソフトウェア。モニター画面とプリントの色合いをマッチングさせるための複雑な手順を3ステップに簡略化できるのが特徴。

開発は、アドビシステムズ株式会社、セイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社、キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の協力を得て行われている。2016年2月に提供が開始された。

同日公開されたVer.2.1では、イルフォードの日本代理店であるジェットグラフ株式会社と株式会社ピクトリコの協力を得ており、新たに13種類の用紙に対応。既存の対応用紙と合わせ26種類の用紙に対応した。

また、エプソンのインクジェットプリンター「Colorio V-edition EP-50V」に対応。これにより、対応プリンターはエプソン9機種、キヤノン6機種となった。

Colorio V-edition EP-50Vに対応

追加用紙

イルフォード

・イルフォード ゴールドファイバーシルク
・イルフォード ゴールドファイバーグロス
・イルフォード スムースコットンラグ
・イルフォード テクスチャードコットンラグ
・イルフォード スムースパール
・イルフォード スムースグロス

ピクトリコ

・GEKKO ブルー・ラベル
・ピクトリコプロ・ホワイトフィルム
・ピクトリコプロ・フォトペーパー
・ピクトリコプロ・セミグロスペーパー
・ピクトリコプロ・コットンペーパー
・ピクトリコプロ・ソフトグロスペーパー
・ピクトリコプロ・デザインペーパープラス

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。